海洋散骨 乗船体験

2013.10.20|相談員便り

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先日とある散骨業者さんのご厚意で、実際に散骨で使用している船に乗船させていただきました。

※散骨の立ち合いはせずに、散骨をされた後の船に乗せていただきました。

散骨の立ち合いはしていませんが、乗船の雰囲気を感じてきましたので、みなさんの「終活」の参考にしていただければ幸いです。

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葬家の乗船は8名程度の中サイズの船とのこと。横浜みなとみらいのぷかり桟橋からの乗船です。

※参考程度の乗船なので、30分程度乗せていただく形で、散骨ポイントには行っていません。

 

■乗船の感想

乗船中は時速15㎞程度と揺れに気を付けているそうで、あまり揺れない印象でした。

乗船は10月半ばでしたが、それほど寒くはなかったです。

船内にはソファがあり、普通に立てるので窮屈な感じはなかったです。

通常の散骨では乗船から降りるまでが1時間から1時間半くらいでとのことでしたの、酔わなければお子さんや年配の方でもあまり負担はないのではないでしょうか?

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操縦席の隣から撮った写真です。

 

 

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みなとみらいが見えます。

 

■せっかくなので、気になることを散骨業者さんにお伺いしていみました。

Q.全てお骨をまかれる方と、一部をお墓や手元供養にされる方はどちらが多いですか?

A.お骨を全てまかれる方が多い印象です。手元供養用に少し分けている方もいらっしゃいますね。

 

Q.依頼する時に迷われたり、散骨をされて後悔されるような方はいらっしゃいますか?

A.こちらに依頼をする時点で、気持ちの整理をつけている方ばかりなので、後から後悔されたというような話はあまり聞きませんね。

 

Q.依頼される方はどんな方が多いですか?

A.ご本人が生前に「散骨したい」とおっしゃっていたり、遺言・エンディングノートに書いている方が多いです。

 

Q.一般の方と、実際の散骨でギャップがあることはどんなことですか?

A.喪服を着て、儀式的な散骨をイメージされている方も多いようですが、アットホームな雰囲気だったり、ご家族で和気あいあいとした雰囲気で散骨されている方もとても多いです。

※場所によっては通常の服装で喪服はご遠慮くださいという港もあるようです。

業者によって、散骨式の提案も違うので、要望にあった比較検討されると良いと思います。

 

Q.散骨業者を選ぶ際に気を付けた方がよいことはありますか?

A.きちんと届け出を出している船舶か、保険に入っているかなど安全面に気を配っているかを見た方がいいですね。

後は、料金や内容などきちんと説明をしてくれる会社が安心だと思います。